審美歯科Q&A
2015年6月26日 金曜日
だ液の持つ力、意外と大切な口内の味方
口の中が乾いていると、それだけで虫歯や口臭の原因になってしまいます。普段は意識しない、だ液の持つ力について。
だ液、というと何の事か分からない方もおられるでしょうか。これは、口の中の「つば」のことです。ご高齢の方であれば、転んだりすりむいたりした時に、母親から「つばを付けておけば治る」と言われた記憶があるのではないでしょうか。
いつ頃から言われていたのかは定かではありませんが、つばには抗菌作用を持つラクトフェリン、リゾチームなどの抗菌作用を持つ成分が含まれています。また、口内の粘膜を保護し、感想をさせないことで口臭を防ぎ、食事で酸化した口の中を、アルカリ性で中和する作用も持っています。
実際のところ、虫歯というものは、自然治癒をする、ということはまずあり得ません。ただし、本当に軽度の、歯の表面が少しだけ溶けた、という程度のものや、ごく軽度の知覚過敏のようなものであれば、つばは抗菌作用以外にも、歯、そのもののエナメル質の成分である、ハイドロキシ・アパタイトが含まれており、これによりちょっとした歯の治療(あくまでも、ごくわずかです)が行われるのです。人間の体そのものが、虫歯を防ぐという作用を持つのです。さらに、ちょっとした口内の汚れもつばは洗い流す効果もあります。
だ液が少ない、という方は、食事の際によく噛むだけでも、だ液の分泌が促されます。体と歯の為になるだ液、ちょっぴり見直してみませんか。
だ液、というと何の事か分からない方もおられるでしょうか。これは、口の中の「つば」のことです。ご高齢の方であれば、転んだりすりむいたりした時に、母親から「つばを付けておけば治る」と言われた記憶があるのではないでしょうか。
いつ頃から言われていたのかは定かではありませんが、つばには抗菌作用を持つラクトフェリン、リゾチームなどの抗菌作用を持つ成分が含まれています。また、口内の粘膜を保護し、感想をさせないことで口臭を防ぎ、食事で酸化した口の中を、アルカリ性で中和する作用も持っています。
実際のところ、虫歯というものは、自然治癒をする、ということはまずあり得ません。ただし、本当に軽度の、歯の表面が少しだけ溶けた、という程度のものや、ごく軽度の知覚過敏のようなものであれば、つばは抗菌作用以外にも、歯、そのもののエナメル質の成分である、ハイドロキシ・アパタイトが含まれており、これによりちょっとした歯の治療(あくまでも、ごくわずかです)が行われるのです。人間の体そのものが、虫歯を防ぐという作用を持つのです。さらに、ちょっとした口内の汚れもつばは洗い流す効果もあります。
だ液が少ない、という方は、食事の際によく噛むだけでも、だ液の分泌が促されます。体と歯の為になるだ液、ちょっぴり見直してみませんか。
投稿者 かみさか歯科医院