審美歯科Q&A
2015年12月25日 金曜日
ちょっと気になる放射線、放射能のお話。歯医者さんのレントゲンについて
以前は本当に、まったくといっていいほど聞かれなかったのですが、レントゲンと健康の関係についてです。実際に、レントゲン撮影というものは、いわゆる放射線を含む光を使い、人体の内側を撮影しています。この放射線、果たしてどの程度影響があるのでしょうか?
まず、知っておいていただきたいのは、日本の国には明確な放射線量の基準がある、ということです。そして、世界の中でも比較的、日本の線量に対する基準は厳しい方に入っています。では、具体的な数字を上げて、順に説明をさせて頂きましょう。
日本人が自然に暮らしていて、一年間に受ける放射線の量は、1.5mSV(ミリシーベルト)と言われています。これは、特に何もしていない、ただ生きているだけで受ける放射線量です。世界平均では2.4mSVと言われており、日本は少ない方と言えるでしょう。
そして、ここからが本題ですが、人体に影響が出るのは、年20mSV以上と言われています。逆に言えば、これ以下であれば「人体に影響が出ない」と明確に言われています。もっとも放射線を浴びると言われるCTスキャンで6.9mSV、通常のレントゲンでは0.6mSVです。そして、当院でも使っているパノラマ撮影や、口腔内のレントゲンは、おおよそ0.01~0.03mSVです。
放射線については、もちろん決して体に良いという訳ではありませんが、福島の事故以後、必要以上に警戒されてしまい、レントゲンなどにも危険を感じられる方が増えました。ですが、このように、正しい知識と基準の下、医師はレントゲンを運用しています。必要に応じてこうしたご説明をさせていただいていますので、どうぞ、安心して治療を受けて頂ければと思います。
まず、知っておいていただきたいのは、日本の国には明確な放射線量の基準がある、ということです。そして、世界の中でも比較的、日本の線量に対する基準は厳しい方に入っています。では、具体的な数字を上げて、順に説明をさせて頂きましょう。
日本人が自然に暮らしていて、一年間に受ける放射線の量は、1.5mSV(ミリシーベルト)と言われています。これは、特に何もしていない、ただ生きているだけで受ける放射線量です。世界平均では2.4mSVと言われており、日本は少ない方と言えるでしょう。
そして、ここからが本題ですが、人体に影響が出るのは、年20mSV以上と言われています。逆に言えば、これ以下であれば「人体に影響が出ない」と明確に言われています。もっとも放射線を浴びると言われるCTスキャンで6.9mSV、通常のレントゲンでは0.6mSVです。そして、当院でも使っているパノラマ撮影や、口腔内のレントゲンは、おおよそ0.01~0.03mSVです。
放射線については、もちろん決して体に良いという訳ではありませんが、福島の事故以後、必要以上に警戒されてしまい、レントゲンなどにも危険を感じられる方が増えました。ですが、このように、正しい知識と基準の下、医師はレントゲンを運用しています。必要に応じてこうしたご説明をさせていただいていますので、どうぞ、安心して治療を受けて頂ければと思います。
投稿者 かみさか歯科医院